愛媛でスズメバチに刺され死亡!死因はなに?蜂の種類や毒の成分について

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愛媛県で電動車いすで帰宅途中の87歳女性が大量のスズメバチに襲われる事態が発生しました。

女性は約50分間にわたってスズメバチに150か所を刺され、翌日死亡されました。

スズメバチの恐ろしさは日頃より認識しているものの、50分間刺され続けるという事態にショックをかくしきれません。

なぜ50分間も攻撃され続けたのか、また直接の死因はなんなのか?

調べてみました。

スズメバチといってもいつくか種類があるようです。

まず女性を襲ったスズメバチの種類を探ります。

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襲ったスズメバチの種類は?

報道されている巣の画像をみると、軒下に大きな巣をつくっていたことが伺えます。

この巣をしらべてみるとスズメバチの種類がわかります。


【https://matome.naver.jp/odai/2140607651017185101より引用】

これはキイロスズメバチの巣です。

女性を襲ったのはキイロスズメバチだった可能性が高いですね。

ちなみに、オオスズメバチは地中に巨大な巣をつくるそうです。以下はオオスズメバチの巣です。

【https://matome.naver.jp/odai/2140607651017185101より引用】

続いて50分間もさし続けた理由を探ります。

50分刺され続けた理由は?

調べてみるとスズメバチの攻撃的な習性として、以下の点があげられました。

  • 巣や縄張りの強い防衛行動を持つ
  • 縄張りから10m以内に近づくと警戒行動をとる
  • 一部は好戦的な性格をもつ
  • 毒液が残っている限り何度でも刺してくる
  • 香水や黒い服もスズメバチを興奮させる
  • 刺すのはメスのみ
  • 雄は毒針を持たず刺すことはないが威嚇のために刺す姿勢はとる

好戦的な習性を持つスズメバチですが、今の時期9月以降が一番攻撃的になります。

オオスズメバチが他種のスズメバチの巣を襲う秋季(特に9月以降)も、多くのスズメバチ類がオオスズメバチへの警戒態勢を強めて巣の防衛行動をより一層強く活性化させていることから、注意を要する。

今回の女性を襲った事態は攻撃性が増していたところの出来事であることがわかりました。

死因は?

女性は150か所以上刺されて翌日死亡されました。

直接的な死因はなんだったのでしょうか?

産経westによると、

転送先の病院で多臓器不全のため死亡した。

とのことでした。

女性が刺されたのが11日の午後4時ごろ、亡くなられたのが12日の午後11時ごろ、刺されてから約31時間経過していることになります。

アナフィラキシーショックの場合は、普通数10分から数時間で死亡するとされていますので、今回の例はアナフィラキシーショックではないようです。

これまでに報告されている死亡例を見ると、

  • キノコ狩りに出かけ大型スズメバチに数10カ所刺されて意識消失しそのまま死亡した例
  • 林業関係者が収穫調査中に突然スズメバチの攻撃を受けて意識を消失し、医療機関に搬送された時点で心停止状態に陥りそのまま死亡した例

そして、死因について国立感染症研究所のレポートには以下のように記載があります。

大部分の症例は致死量を超えた毒液の注入による死亡ではなく、IgE 抗体が関係したI型アレルギーが原因と考えられる。

【http://idsc.nih.go.jp/iasr/18/210/tpc210-j.htmlより引用】

また、厚生労働省のレポートでは、

本邦において蜂毒に起因するアナフィラキシーにより年間約30人の死亡例が報告されている。

【http://www.mhlw.go.jp/shingi/2007/01/dl/s0124-6g-03.pdfより引用】

とのことで、多くの場合はアナフィラキシーショックによる死亡が多いようです。

スズメバチの毒性分

では、スズメバチの毒の成分を見てましょう。

  • ヒスタミン – 炎症作用を持つ
  • 神経毒(セロトニン、アセチルコリン)- 量が多いと呼吸不全や心肺停止の原因となる
  • ペプチド(ホーネットキニン、マストパラン、マンダラトキシン、ベスパキニン) – アナフィラキシーショックの原因となる
  • タンパク質(細胞膜を分解するホスホリパーゼ、タンパク質を分解するプロテアーゼ) – これもアナフィラキシーショックの原因となる

【Wikipedia『スズメバチ』より引用】

アナフィラキシーショックを引き起こさなくても強力な毒で刺した相手に大きなダメージを与えることが容易に想像できます。

女性は150か所も刺されており、大量の毒が体内に打ち込まれた可能性が考えられました。

スズメバチによる重症例

  • 山間部での地質調査の仕事中に突然キイロスズメバチに14カ所刺され約20分間意識を失った例
  • クロスズメバチに背中を3カ所刺されて全身の蕁麻疹、呼吸困難を起こして救急外来で治療した例

これらを見るとスズメバチが非常に危険な生き物であることが伺えるとともに、日常生活においても普通におこりえるものと思われました。

まとめ

愛媛県で女性がスズメバチに刺されて刺された翌日に死亡されました。

ニュースでは多臓器不全とのことで、アナフィラキシーショックではなく蜂毒によるものが考えられました。

スズメバチの性質をみると好戦的な性格であることがわかり、スズメバチに出会ったら刺激しないように気を付けることが重要ですね!

因みに、うちのマンションでも頻繁にスズメバチを見かけます。

私は気にしていませんでしたが、夫は大のスズメバチ嫌いで見かけると異常におびえる様相を見せるのでイラっとします・・

スズメバチに恐怖心を抱いている人は少なくないと思うのですが、

Wikipediaに以下の説明がありました。

近年都会でヒメスズメバチのオス蜂が単独で探索行動をし、マンションなどの屋内に飛来する事例が増えているが、オスには毒針が無いため当然刺される心配はない

雄だったんですね。

ここまでお読みいただきありがとうございます

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