11月12日公開の「この世界の片隅に」で、主役すず役の声優を務めたのんさんが大絶賛されています。
しばらく作品には出てないのんさんですが、作品の監督は主役のすず役はのんさんしか考えてなかったそうです。
ふわっとしたイメージののんさんですが、主人公すずそのものだったそうですね。
映画とのんさんの評判とみんなの感想をあつめてみました。
「この世界の片隅に」のんに絶賛の嵐!監督はのんしか考えてなかった!評判と感想
片淵監督がのんしか考えてなかったことが2015年4月のツイートから伺うことができました。
片淵監督はすずはのんしか考えていなかった!
片淵監督は2015年4月1日のエイプリルフ―ルにツイートされた内容は・・
誰も反応してくんないじゃん。RT @kabakabakababa: この世界の片隅に声優決定!
すず 能年玲奈
周作 二宮和也
リン 宮沢りえ
哲 速水もこみち#エイプリルフール— 片渕須直 (@katabuchi_sunao) 2015年4月1日
声優決定!
すず 能年玲奈
周作 二宮和也
リン 宮沢りえ
哲 速水もこみち
を希望されていたようです。
すず以外はダメだったようですね(^-^)
ツイートした2015年4月1日は、
クラウドファンディングで資金調達のための募集を行っている最中です。
この時点ですでに片渕監督はもう公開の11月12日しか見えてなかったのかもしれませんね。
いや、われわれはずっとそのイメージで当て描きしてきてたんですよ。片思いに終わらなくてよかったです。 https://t.co/qx5wx9awaG
— 片渕須直 (@katabuchi_sunao) 2016年8月23日
ありがとうございます。みなさんのおかげです。
これが制作側がホントに欲した声です。
そして、演じ手が「わたしが絶対にすずさんになるんだ」としがみついてくれた声です。
実現できています。 https://t.co/gJRd4L9ljx— 片渕須直 (@katabuchi_sunao) 2016年8月23日
ありがとうございます。僕らにとって一番望む声を手に入れることが出来ました。 https://t.co/qt7XBbzLMq
— 片渕須直 (@katabuchi_sunao) 2016年8月23日
https://t.co/Q7GUnzrI48
片渕須直コメント 6年前「この世界の片隅に」をアニメーションにしようと思ってからずっと、すずさんの声を探していました。監督補の浦谷(千恵)さんと互いに誰がいいかを考えていたところ、2人とも同じ声を思い描いていました。ご縁に恵まれ…— 片渕須直 (@katabuchi_sunao) 2016年8月23日
監督がのんに決まってものすごくうれしそうなのが印象的ですね。
実はのんさんに決まる以前からのんさん以外のアフレコはスタートしていました。
アフレコ開始
アフレコは2016年6月下旬に始まったそうです。
初日は、
周作役・細谷佳正さん
円太郎役・牛山茂さんらが参加されました。
すずの夫を演じた周作は細谷さんです。
そして、7月に入りアフレコが進みます。
すみ役・潘めぐみさん
晴美役・稲葉菜月さん
哲役・小野大輔さんなどが次々に登場しました。
サン役・新谷真弓さんは、広島出身ということもあり事前にすべての役のガイド音声を収録されたそうです。
現場でもキャストたちに尋ねられ、正しいイントネーションを指導されました。
そして、7月下旬頃にのんさんがすず役に決定します。
のんさんのアフレコが一番最後だったようです。
周作役の細谷さんと哲役の小野Dがアフレコを終えた時にはまだすずの声優さんは決まってなかったはず。
後でのんさんと知ってたまげだろうなぁ。— 松原秀典 (@HideMatsubara) 2016年8月23日
ふたりとも終わった後に「自分は誰を相手に演じてたんでしょう?」と。
とにかく、のんちゃんののんちゃんとしての再出発の時期が最後のギリギリに間に合った感じです。奇跡的とも感じます。 https://t.co/MfvZLEmhLg
— 片渕須直 (@katabuchi_sunao) 2016年8月23日
すずさんの声の録音は一番最後になりました。最初に録ったのが細谷佳正くんの周作さんだったのですが、演技派の細谷くんが渾身の演技をして来やがった。その音声を前に据えてのんちゃんは慣れない声優として応ずる芝居をしなくちゃならない。それをやってのけたのんちゃんはどれだけ努力したのだか。
— 片渕須直 (@katabuchi_sunao) 2016年8月23日
のんさんに決定後は全力でサポートが行われたようです。
@katabuchi_sunao 監督!嬉しいお言葉本当にありがとうございます。そして、アフレコに立ち会うことをお許し頂いたおかげで、私自身も貴重な経験をさせて頂きましたことにも大感謝です。
大好きな作品、監督の世界に少しでもお力添え出来て幸せです。はー!やっと言えました!笑
— 新谷真弓@この世界の片隅に11/12公開 (@shintanimayumi) 2016年8月24日
@shintanimayumi ありがとうございます! アフレコ中もずっとありがとうございました。のんちゃんの方でも新谷さんと一緒にいたそうで、すごく支えになっていただいてたと思います。
— 片渕須直 (@katabuchi_sunao) 2016年8月24日
「この世界の片隅に」動画
クラウドファンディングの反響
まずクラウドファンディングについておさらいです。
クラウドファンディングとは
クラウドファンディング(CrowdFunding)とは、群衆(crowd)と資金調達(funding)を組み合わせた造語で、クリエイターや起業家が製品・サービスの開発、もしくはアイデアの実現などの「ある目的」のために、インターネットを通じて不特定多数の人から資金の出資や協力を募ることをいいま【http://anipipop.com/what-is-crowdfunding/より引用】す。
このアニメは片淵監督らの手によって約4年前からアニメ化の準備が進められていました。
片淵監督にかぎっては原作マンガに惚れ込んでから6年かかったそうです。
そして、スタッフの確保や出資企業を募るためのパイロットフィルム(試写)の製作にかかる資金を調達するためにクラウドファンディングによる資金調達を敢行したそうです。
目標金額:2,000万円
2015年3月9日の開始後2時間で支援者120人、支援金200万円を得たそうです。
そして、開始から8日目で2,000万円に到達。5月末の終了時には3,374人、39,121,920円の支援金が集まりました。
当時の国内のクラウドファンディング映画ジャンルとして最多人数、最高額の記録を樹立しました。
この反響を見て、映画館主が反応し、そこから出資企業が集まり始め出したということです。
クラウドファンディングって、こういうことも可能にするんだ。縛られない媚びない、これが制作側がホントに欲した声か。参画して良かったな。楽しみ。 https://t.co/FCu3Btl4yA
— Swing (@Swiiiiing) 2016年8月23日
余計な推測ですが、クラウドファインディングでなければ、のんさんが起用されることはなかったかもしれませんね。
だからあえてクラウドファンディングなのかもしれませんね。
では、先に試写会で作品を見た人たちの感想を見てみたいと思います。
試写会をみた人の感想
宇野維正さん (@uno_kore)映画・音楽ジャーナリスト
「この世界の片隅に」試写。驚愕の完成度。魔法のような素晴らしさ。題材的にこういう表現は相応しくないかもしれないけど、目も耳も陶酔しっぱなし。圧倒的な「のん」の声の個性。その声と呼応するコトリンゴの主題歌(「悲しくてやりきれない」!)と劇伴。洋邦問わず、今年ベストアニメ映画はこれ!
— 宇野維正 (@uno_kore) 2016年9月13日
「この世界の片隅に」。今年のベストアニメ映画というより、もう誕生と同時にクラシック、殿堂入り確実な作品なので、「2016年の作品」という時間軸の中で語るのも憚れる。これまで映画の世界においては決定的な痕跡は残せずにいた能年玲奈だけど、これで「のん」の名も永遠に刻まれるだろう
— 宇野維正 (@uno_kore) 2016年9月13日
朝岡卓矢さん(@takuytaasaoka)アニメーター
今週の頭に『この世界の片隅に』の初号試写会にお邪魔させてもらったんですが個人的には前後10年はベストになりうる作品でした。もっと大きいスクリーンでも見たいので劇場公開待ちきれません。
— 朝岡卓矢 (@takuytaasaoka) 2016年10月20日
渡辺由美子さん@アニメジャーナリスト
「この世界の片隅に」、試写で一時間前に行って、補助席まで出て、終了後に拍手がおきました。もしかしたらあまり無いことかもしれません。
— 渡辺由美子@アニメジャーナリスト (@watanabe_yumiko) 2016年10月18日
なだぎ武 さん(@nagi_nagio) 芸人さん
『この世界の片隅に』を観賞。戦争の最中の広島を舞台に描いた長編アニメ。戦争を描く作品なので、ある程度重さは覚悟していたが、その覚悟は全てにおいて良い意味で裏切られた…凄い映画でした。戦争をテーマにした映画で、あまりない涙の流し方をした…主人公の声の「のん」ちゃんが凄く良かった!😄 pic.twitter.com/C5cp7OoIW1
— なだぎ武 (@nagi_nagio) 2016年11月5日
『この世界の片隅に』先行試写。初号!
冒頭の「冬の記憶」に乗っかるOPクレジットがカッコよくて、そこでもう泣けてきます。そして、のんちゃんが、その存在を忘れるほど、すずさんになりきっている。他のキャストも素晴らしいし、作画も音響も。永きに渡って色褪せることない作品になるでしょう。— moonfish (@nawokingdom) 2016年10月25日
のんさん、すみません。ちょっと疑ってました。素晴らしかったです。ごめんなさい。 #この世界の片隅に
— 阿部和広 この世界の片隅に11/12公開 (@abee2) 2016年10月25日
東京国際映画祭にて、「この世界の片隅に」を観ました。
のんさんの演じる すずさんが素晴らしい。
コトリンゴさんの音楽が素敵です。
ネタバレしたくないので、とにかく映画館でご覧くださいとしか言えません。 pic.twitter.com/EyWtAim8vB— MIC(御幣餅) (@mic_goheimochi) 2016年10月28日
今まで能年玲奈だったときの演技をほとんど観たことがなく、ファンでもなんでもなく、どちらかというと片渕監督の追っかけをして来て、今までの平坦でない映画の制作過程を知っていてなお、「彼女の映画だ」と思えてしまうことがあるというのが驚きです。まる。
— VARDIGA (@VARDIGA) 2016年10月19日
何よりものん(能年玲奈)が素晴らしかった。すずというキャラクターだけでなく、すずを中心に描かれる映画そのものにいのちを吹き込んでいた。 #この世界の片隅に
— VARDIGA (@VARDIGA) 2016年10月19日
片渕須直監督『この世界の片隅に』試写を。掛け値なしの傑作。日常描写の中にあらゆる揺らぎをプールし続ける、アニメ表現の凄さ。主人公すず役、のんの声もまた、替えのきかない器だった。「あまちゃん」がなかったとしても、これ一作で名を残す境地 https://t.co/oABJYrGbCA
— 九龍ジョー (@wannyan) 2016年9月15日
あと、のんちゃんは想像以上にすずさんそのものだった…
早々にのんちゃんであることを忘れていた。こうの先生の絵が縦横無尽に動き回ってることだけでも凄いことなんだけど、声優さんの演技が皆さん素晴らしかったよ。原作付きなのに違和感ゼロって何気に凄いことだよなあ(続
— もう荒ぶってない有喜世堂 (@westmonkey) 2016年10月25日
まとめ
「この世界の片隅に」で主役すずを務めるのんさんが大絶賛を受けています。
クラウドファンディングでスタートしたこの映画は、11月12日に公開されます。
しかし、お気付きの人もあるかと思いますが、実はあまり宣伝されていません。
それは、のんさんが事務所移籍でトラブルを起こしたせいで、事務所の圧力がかかっているとのことです。
NHKだけは例外のようです。
しかし、この作品は障害も乗り越えて多くの人に見てもらい賞賛をうけるでしょうね。
幸いにも「君の名は」が大ヒットしました。
皆きっと続けて評価の高いアニメ映画に興味を持っているはずです。
「君の名は」に負けないぐらいの大ヒットになることを願いっています!
わたしも公開直後に見に行きます!
泣かせていただきます!
ここまでお読みいただきありがとうございます。
あなたに届けるピンフルエンサー!