サッカー

世界で最も意味のない大会!?今年から開催の欧州ネーションズリーグ

代表のチームが競い合う4年に一度の大会、FIFAワールドカップは今年の夏に終了しました。

ワールドカップ(以下からはW杯)と並んで欧州で人気のあるハイレベルな大会、ユーロ(ヨーロッパを決める大会)は2年間ずれ込んで開催されるため、次回は2020年に開催されます。

毎年ハイレベルなチーム同士の大会を見れるのは、クラブチームではチャンピオンズリーグがありますが、代表チームでは2年に1回の開催で行われていたのですね。

しかし今年から新たな制度「欧州ネーションズリーグ」が導入されたようなので調べてみました!

 

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親善試合に取って代わる大会「欧州ネーションズリーグ」

ネーションズリーグとは「国家代表によるスポーツ国際大会」という意味です。そのままですね。

今までは、W杯やユーロのようにいわゆる公式戦の真剣勝負に選手も観客も関心が向いておりました。

普段は全然興味ないのに大会中だけ応援する日本人の熱しやすくて冷めやすい性質もどうかとは思いますが、一時的だったとしても大きな集客力を持っているわけです。

しかし、サッカー日本代表がよく外国の選手たちを日本へ連れてきて行うような親善試合は、やはり真剣勝負だとは思わない選手や観客たちも多く、集客力もあまり高くないという現状がありました。

日本は極東ですから、そもそも日本に来る移動時間などだけでも本当は大変なのです。

わざわざ遠い異国へ行って真剣勝負ではない試合をやるよりも、欧州ならすぐ近隣の強国同士で真剣勝負をたくさん行なった方がはるかに有益であるわけです。

そこで今年から予選が開催されたのが欧州ネーションズリーグです。

親善試合は本来代表チームの強化の名目として行われていたのですが、「役に立たない」「意味がない」と感じる選手たちの方が多かったようです。

確かに試合そのものは開催されても、真剣勝負の中でこそ生まれる閃きや磨かれる感性、特に‘試合感’があるそうで、何のために勝ち負けを争っているのか分からないような親善試合はまさにただの親善試合でしかなかったのです。

ではどのようなシステムとして運営されているのかというと、55ヶ国あるチームをA〜Dの4つのチームに分けて試合を行なっていき、勝ち上がったチーム同士で決勝トーナメントを開催していくそうです。

これだけだとユーロと何が違うのかサッパリですね。詳しく解説していきます。

実力が拮抗したチーム同士で分けられる予選A〜Dグループ

予選はA〜Dのグループに分かれていますが、実は実力順に組み分けされています。

よく「FIFAランキング」で日本が何位だとか、W杯の相手国はランキングが上位の格上しかいないとかメディアで取り上げていますよね。

W杯やユーロなどの国際大会での試合結果によってポイントがつけられ、強いチームはたくさんのポイントを稼いで1位になったりするわけですね。

FIFAランキング 1位〜50位

順位 point 国名 9月 8月 6月 5月 4月
1 1733pts ベルギー ベルギー 1位 2位 3位 3位 3位
2 1732pts フランス フランス 1位 1位 7位 7位 7位
3 1669pts ブラジル ブラジル 3位 3位 2位 2位 2位
4 1635pts クロアチア クロアチア 4位 4位 20位 18位 18位
5 1619pts イングランド イングランド 6位 6位 12位 13位 13位
6 1617pts ウルグアイ ウルグアイ 5位 5位 14位 17位 17位
7 1616pts ポルトガル ポルトガル 7位 7位 4位 4位 4位
8 1598pts スイス スイス 8位 8位 6位 6位 6位
9 1594pts スペイン スペイン 9位 9位 10位 8位 8位
10 1584pts デンマーク デンマーク 10位 9位 12位 12位 12位
11 1575pts コロンビア コロンビア 14位 14位 16位 16位 16位
12 1573pts アルゼンチン アルゼンチン 11位 11位 5位 5位 5位
13 1568pts チリ チリ 12位 12位 9位 9位 9位
14 1555pts ドイツ ドイツ 12位 15位 1位 1位 1位
15 1550pts オランダ オランダ 17位 17位

こんな感じです。

日本代表が大逆転負けをしたベルギーが現在1位、優勝国のフランスは2位、順当に強豪国が上位にランクインしています。

しかしこれでは日本やブラジルなど欧州以外のチームも含まれてしまいますので、欧州だけでまとめた似たようなランキング「UEFAランキング」の順位を使用して、ネーションズリーグは組み分けをしています。

上位の12チームがAグループ、最も下位の順位国がDグループに組み分けされるので、実力が拮抗したチーム同士で戦えるというメリットからスタートするわけです。

W杯で日本代表は世間の評判を覆す決勝トーナメント進出を果たしましたが、元々は最下位になるだろうという予想が国内外で多数あったように、強豪国と発展途上国が同じグループに組み分けされてしまうのがW杯なのです。

そうすると、勝ち上がっていけるチャンスはほとんどない国も多く、それが課題に感じる人たちも多くいました。

そこでネーションズリーグでは実力が拮抗したチーム同士だけで戦えるため、どの試合も気を抜けない真剣勝負が見られる画期的なシステムとしても注目されました。

サッカーを少しでも見たことがある人たちなら、AグループのチームはW杯でもよく名前を目にする強豪国ばかりだと気づくはずです。

この組み分けの中で、来年行われる決勝トーナメントへ進出できるのは格グループで1位通過を果たしたチームだけです。

2〜3位のチームは現状維持、Bグループの1位は次回からAグループへ昇格、逆にAグループの最下位は次回はBグループに格下げのように入替制も導入されているので、実力が拮抗したチーム同士の白熱した試合が毎回演出されるというわけです。

なかなか良いアイディアだと思いますし、降格と昇格が同時に行われる日本のJリーグをイメージしていただけるとわかりやすいと思います。

グループリーグの真剣勝負が盛り上がるのは分かったとして、では決勝トーナメントへ進出したチームは何を目的に熱いバトルが繰り広げられるのでしょうか?

実はトーナメント優勝国は次のユーロへの出場権を確保することができるのです!

毎回ユーロに出場出来ているAグループなどは正直あまりメリットを感じない点ではありますが、今まで出場機会に恵まれなかったDグループなどのチームユーロへ参加できる道が出来るためメリットは大きいといえるでしょう。

ユーロ予選は10ヶ国を1つのグループとして上位2チームだけが本戦への出場が出来る狭き門であったからです。

Aグループなどはユーロ予選の方でも出場を決めてしまう可能性は高いため、その時のネーションズリーグのトーナメント出場こくはどうなるかというと、グループ2位通過を果たしたチームが繰り上げとなるため、とにかく今まで出場機会のなかった国々にとっては非常に参加意義のある大会にネーションズリーグはなっているのです。

しかし、Aグループなどにとっては何のために最後の決勝トーナメントを頑張るのか分からない内容になってしまっていますね。そうするとグループリーグ戦も中途半端になるため、もっともっと強いチーム同士が戦う意義を得られるような工夫は必要になってきそうです。

少なくとも、繰り上げなんていうものがある時点で頑張りが削がれるシステムになってしまいます。

まだ今年から開催されたばかりですから、今後の展開に期待しながら、ネーションズリーグの動向に目を向けていきたいですね!

あなたに届けるピンフルエンサー!

今回もお読みいただきありがとうございました。

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