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欧州王者(サッカー)が大苦戦!レアル・マドリードが早くもロペテギ監督解任を発表

今回は欧州サッカー情報です。

昨シーズンまで圧倒的な強さを誇り、チャンピオンズリーグ(クラブ欧州No. 1を決める大会)3連覇を果たしたチームが不振に喘いでいます。

先日、宿敵バルセロナのホーム「カンプ・ノウ」へと乗り込んだ彼らはなんと!5-1の大敗を喫してしまい、チームの順位は9位まで下落。8月から始まった新シーズンからわずか2ヶ月程度しか経っておりませんが、今期から指揮を任されていたロペテギ監督は早くも解任されることとなりました。順風満帆だったはずの王者に一体何が起きているのでしょうか?

3連覇直後に突如辞任を表明したジダン監督

レアル・マドリードを昨シーズンまで率いていたのは、かの有名なフランス人「ジヌディーヌ・ジダン」です。

今から12年前の2006年ドイツワールドカップの決勝戦、相手選手が言ってきた家族への侮辱発言に感情的になってしまったジダンはなんと!突然相手選手の胸に向かって頭突きをしたことで即一発退場。

大会後に現役引退を表明していたため、普段は温厚なジダンが起こしたまさかの行動に当時世間は大きく驚かされました(案の定、ジダンのいるフランス代表は負けてしまいました)

1998年の地元フランス大会では、背番号10を背負う絶対的エースとしてチームを引っ張り、優勝へと導くヘディング2発を決めたのですが、最後の最後に頭の使い方を間違えてしまったようです。

しかしジダンは、頭突き事件から10年後の2016年、監督として戻ってきました!少し前からアドバイザーや育成チームの監督業を始めてはいましたが、クラブチームの監督として正式に就任したのはこの年からです。チームが不振で成績がふるわず、シーズン途中で解任されたラファエル・ベニテス監督の後任として選ばれたのです。

ジダンが現役引退までプレーしていたレアル・マドリードにて、10年後に監督として戻ってきたのです。

監督としての力量は未知数のため、経験の浅いジダンで本当に大丈夫なのかどうか、当初は不安視する声が多かったのですが、ジダンは就任した3年間の間に大きな偉業を成し遂げてしまいます。

 

前人未到の連覇を達成!就任から3年連続で欧州王者に!

ヨーロッパにあるクラブの中でNo. 1を決める最も偉大な大会、それがチャンピオンズリーグです。以前はチャンピオンズカップとよばれており、1991年からは現在のチャンピオンズリーグという名称に変わり、参加チームも規模も大幅に増えました。

このチャンピオンズリーグに変わってからは、実は連覇を達成したチームは1チームもなく、毎年新たな王者が誕生するのが一般的となっておりました。

しかしジダンはなんと!その均衡を破って連覇を達成しただけでなく、さらに連覇を重ね、前人未到の3連覇という大記録を打ち立ててしまったのです!!

しかし、3連覇をきめた直後に突然の退団宣言!今はイタリアセリエAの強豪ユヴェントスへと移籍をした、メッシと並ぶ世界最高の選手「クリスティアーノ・ロナウド」とともに、レアルは優勝の立役者とも呼べる二人を一挙に失ってしまったのです。(ロナウドが退団を決めた原因の一つに、ジダン退団があったとも言われております)

圧倒的なカリスマを失ったレアルは何処へ!?

結果が全く出ていないわけではありませんが、昨シーズンまでの王者らしい強さが無くなってしまったレアル・マドリード。

クラブの歴代ゴール数1位という結果を残し、9年間も絶対的エースとして君臨していたクリスティアーノ・ロナウドがいなくなってしまったのに、全く影響がないわけがありません。

ですが何よりも、ジダンという偉大な人物がいなくなってしまったことが不調の一番の原因なのではないでしょうか?

レアル・マドリードはどのチームでもエースを任せられるようなトップレベルの選手たちが集まるクラブ。自ずと自尊心の塊のような集団になるため、ジダンのように、選手として超一流のプレーやーとして活躍して人物が監督としてドン!と構えていることに意義があったのでしょう。

解任されてしまったロペテギ監督ではおそらく、カリスマ不足だったのです。

レアル・マドリードは、以前チェルシーで指揮をとっていたコンテ監督を新たに就任させるようですが、果たして今シーズンはどんな結末を迎えるのか…

特にチャンピオンズリーグにて、レアル・マドリードに代わる新しい王者が誕生することを願っております。

あなたに届けるピンフルエンサー!

今回もお読みいただきありがとうございました。

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