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箱根駅伝であわや交通事故!動画あり)60年前に専修大学・小山国夫選手が練習中に事故死

第93回箱根駅伝で、走者と車があわや接触事故をおこす場面があったことが明らかとなりました。

この動画を収めた動画がTwitterに投稿され、拡散し話題となっています。

箱根駅伝で走者に関し、これまでに殆ど事故は起きていません。

これは駅伝が安全に遂行するように関係者が十分配慮しているからだと言えると思います。
しかし、60年前に一度試走中の死亡事故が起きていました。

今回のTwitterに投稿された動画と
60年前の死亡事故を合わせて紹介したいと思います。

箱根駅伝であわや交通事故!動画あり)60年前に専修大学・小山国夫選手が試走中に事故死

Twitterに投稿された動画

あわや事故の現場となったのは、
3日に行われた箱根駅伝の復路。
最終10区の日比谷交差点において、神奈川大学の中神恒也選手が自動車と接触しそうになりました。

中神恒也選手

http://ekiden.kanagawa-u.ac.jp/road_to/details_00348.htmlより引用】

中神選手はワゴン車にぶつかりそうになりギリギリのところで速度を緩め事なきを得ます。
中神選手は走行後、

「初めてレースで事故りそうになった」「死ぬかと」

と自身のTwitterで心境を明かされていたそうですが、
現在はアカウントが削除され見れなくなっています。

原因

このような事態を招いた原因はなんだったのでしょうか?

当時の規制について、

交差点では選手の通過に合わせて車両の通行を断続的に規制。交差点の手前にいる警察官が自分の前を選手が通過したことを確認すると、交差点にいる警察官に無線で連絡し、規制していた。

日本経済新聞の取材によると、

規制のタイミングが遅れたためで、同庁は規制に当たる警察官の増員を検討している。

とのことです。

もっと厳密なマニュアルがあってもいいような気がしますが・・

関東学生陸上競技連盟の声明

今回の件を受けて関東学生陸上競技連盟は、
「事実としては確認できているが、原因などの詳細は確認中のため回答できない」とコメントしています。

また、このような事態は過去に例がなく、
「選手の安全が第一、あってはいけない」とコメントされています。

今後については、中神選手への対応や警察と誘導方法などについて検討するそうです。

過去に例がなく、ということですが、箱根駅伝においてこれまでに走者に関する事故はネットで検索しても殆どでてきません。

最近で起きた事故と言えば、
2011年、往路5区、最も盛り上がる山登りコースで、大会の運営管理車が、応援している沿道の観客へ突っ込むという事故が起きています。

しかし60年前に箱根駅伝関連で唯一、試走中に死亡事故が起きていました。

箱根駅伝関連で唯一死者

60年前の12月、箱根駅伝開催直前にその事故は起こりました。

1956年(昭和31)12月11日、当時専大2年の小山国夫さんは箱根山中で試走中に交通事故に遭い志半ばでお亡くなりになりました。

安全面を鑑みて、関東学連は箱根駅伝について「試走禁止」としています。
箱根山のコースの大半に歩道はなく、歩行者の真横を車が走行し危険だからです。

しかし、ランナーたちにとって、試走なしに本番に挑むことなどあり得ないといいます。

下見としてコースチェックが行わているそうですが、実情、試走している箱根駅伝ランナーが多くいるそうです。

http://ameblo.jp/ptpl-haru/entry-12021094614.htmlより飲用】
この碑は箱根神社宮ノ下別院の前あたりにあります。

「若ざくら 箱根の山にうえられて めぐみのつぼみ ひらくうれしさ」

これは、小山さんの母親の言葉です。

この言葉からは無念さは感じられず、箱根を走る後輩達への応援の気持ちが込められていることが伺えます。

伝統ある箱根駅伝で交通事故などで被害者を出すことは絶対に避けたいですね。

まとめ

第93回箱根駅伝で走者と車があわや接触事故を起こす場面があったことが明らかになりました。

Twitterに投稿された動画が拡散し話題となっています。

走者の中神選手も「死ぬかと」と語っていますが。
動画をみると危機一髪だったことがわかります。

これまでに箱根駅伝で60年前の試走中の事故以来死亡事故は起きていいません。

伝統ある大会を今後も安全に継続していくためにこのようなことが起きないよう対策がなされることに期待したいと思います。

ここまでお読みいただきありがとうございます。

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