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伝説の女優、樹木希林さん!彼女の生き様はまさにロックだった!【訃報】

数々の映画、ドラマ、CMで活躍した個性派女優樹木希林(きき・きりん)さん(本名・内田啓子=うちだ・けいこ)が15日午前2時45分、都内の自宅で、家族にみとられ亡くなりました。享年75歳でした。

独特な雰囲気をまとい、常に「樹木希林」さんっぽさを醸し出している姿に長年のファンも多いですよね。

そんな彼女の生前の逸話をまとめてみました。

内田裕也さんは二人目の夫?しかも45年間の結婚生活のうち43年が別居!

樹木希林さんの夫といえばロックミュージシャンの内田裕也さんとのエピソードが豊富ですよね!

しかも45年間の結婚生活のうち、一緒に生活していたのは最初の二年間だけで、それ以降は別居しているということは有名な話だと思います。

実は内田裕也さんとの結婚前に、樹木希林さんはもう一人結婚していた人がいました。

俳優の岸田森さんと1964年に結婚し、1968年には離婚していたとのことです。きっかけは同じ劇団員として所属していた文学座附属演劇研究所とのこと。

原因は樹木希林さんが岸田森さんの母親との折り合いが悪かったからという噂です。

 

内田裕也さんが勝手に離婚届を提出するも、離婚無効の裁判を起こし勝訴した!

これも有名なエピソードですね!

裕也さんは昭和56年に、私に無断で区役所に離婚届を出しました。私が離婚無効の訴訟を起こし、裁判で争い、裁判官にまで「あんなに嫌がっているんだから、別れてあげなさいよ」なんて言われたことがあったんです(笑)。裁判で離婚は無効になり、籍は戻ったけど、裕也さんと連絡を取るのは1年に1回だけ。

引用:産経ニュース

当時、「離婚届の無効」を樹木さん側が訴え訴訟にまで発展…
5月から調停手続きが始まり、主張は平行線のままでしたが、2回の調停を経て正式裁判になり、翌年の東京地裁で離婚届無効の判決が出たそうです。

結婚生活8年目にしての大騒動ですが、これでも離婚しないというのに世間も驚いたと思います。

 

「生活費は1円ももらったことないけど、だからといって別れるのがいいとは限らない。破天荒さというか破壊性は夫よりも私のほうがある。夫がいることでケンカっ早い私が徐々に徐々に修正された。1人の人間の存在が“重し”になっている。ありがたいこと」

引用:スポニチ

なぜ離婚しないのか疑問は残りますが、上記のコメントに込められた感情は樹木希林さんらしいと思います。

 

プロデューサーの不倫を公の場で暴露!ここでも樹木希林節炸裂!

1979年にドラマ「ムー一族」の打ち上げの際、最後のスピーチで番組プロデューサー久世さんの不倫を暴露し、会場を騒然とさせました。

関係者の間では「公然の秘密」とされていたようですが、その場で久世さんは全てを認め、後に正式離婚し、お相手ののぐちさんと再婚したそうです。

またこの騒動の時の内田裕也さんの行動もすごいです。

数時間後、騒ぎを聞きつけた樹木の夫、内田裕也が店に飛び込んできたが、ジーンズ姿のため入場を断られ、押し問答の末、パトカーが出動する騒ぎも。殺気立った内田は「あのヤロウ、離婚だ」と息巻いた。

引用:日刊ゲンダイ

 

この時の樹木希林さんのコメントは「久世さんがああした状況の中でなし崩しにショボショボしていくのが耐えられなかった」、「2人の気持ちを軽くしてやろうと思った」という、なんとも樹木希林さんらしいですね!

 

晩年に夫婦で共演「ゼクシィ」CM!和やかな雰囲気で

多くの破天荒エピソードをもつ、内田裕也さん・樹木希林さん夫妻ですが、晩年に共演されたCMも話題になりました。

 

 引用:「7種 リクルート ゼクシィ CM 樹木希林 内田裕也 「家族になろうよ」

 

いくつものハプニングを乗り越えてきたからこその空気感がありますね。

お二人とも独特な存在感です。

 

 

 

樹木希林さんの訃報、心よりお悔やみ申し上げます。
在りし日のお姿を偲びつつ、ご冥福をお祈りいたします。

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