ドイツ・ブンデスリーガのフランクフルトに所属する元サッカー日本代表キャプテン、長谷部誠選手が所属チームとの契約を1年延長することを発表しました!
今年の夏にロシアで開催されたW杯後に代表引退宣言をし、今シーズン限りでの現役引退も噂されていた中での契約延長の発表に注目してみました!
高い評価はサッカーだけにあらず!引退後もクラブへの関与を検討される人間性
長谷部選手といえば人間性の良さ、特に真面目な性格を評価されているようです。
フランクフルトのフレディ・ボビッチ取締役は、
「マコトは今シーズン、34歳でもまだチームを引っ張っていけるということを示してくれた。彼は私たちの守備において重要な選手だ。彼はチームにとって選手としてだけでなく、1人の人間としてもとても重要なんだ。マコトは私がイメージするとおりの模範的なプロ選手だよ」
と選手としての活躍だけでなく、人間性も評価されています。
また、スポーツディレクターのブルーノ・ヒュブナー氏からは、引退後のフロント入りを望む声も以前上がっておりました。
スポーツ選手が引退後に指導者へ転身していくのは良くある話ですが、クラブ経営陣の幹部になること、ましてや日本のJリーグではなく海外クラブチームの幹部へ誘われるような話はあまり聞いたことがありません。
サッカーのピッチ上だけでなく、人間としていかに信頼されているかが分かりますね。
今回の契約延長に関しても、
「フランクフルトやアイントラハトは僕のホームになりました。もう1年この素晴らしいチームと過ごすことを幸せに思います。僕たちはまだ成し遂げたいことがたくさん残っており、その道のりをともに歩むことを望んでいます」
と本人はコメントしていますし、以前から
「家族はフランクフルトやドイツがとても居心地良いです。何度も繰り返してきましたが、僕は現役引退後ドイツに残ることを希望しています」
どうやらフランクフルト側とは相思相愛の関係なようですね。
両膝に怪我を抱えるも監督から絶大な信頼を受けるリーダーシップ
長谷部選手の現役引退が噂されていた原因とされるのが膝の怪我でした。
2008年にドイツへ移籍した際の最初のクラブ、ヴォルフスブルクでは左ひざ半月板を故障。
その後2013年にはニュルンベルクへ移籍するも翌年2014年に今度は右ひざ半月板も故障し手術。
その後は現在のフランクフルトへ移籍をするも、2017年に再度膝を故障して手術。
常に故障と戦い続けていたのです。
怪我で試合に出場できない期間が長引けば、当然他の選手がその間試合に出続けるようになり、そこで上手くいってしまえば怪我から復帰してもポジションが無くなっていた…なんてことはプロのサッカー選手には良くあることです。
しかし長谷部選手の場合は、例え怪我が多くてもリーダーシップを発揮できるベテラン選手として、監督たちからは非常に信頼をされておりました。
フランクフルトは平均年齢24.3歳(17-18シーズン)のチームなので現在34歳、ドイツでのプレーも11年目となる長谷部選手はベテラン側になります。
まだまたこれからの若手選手たちにとっては、長谷部選手のプロ意識の高さや献身性の高さは非常にお手本となるため、監督からは厚い信頼を受けているようです。
そのため今回の1年間の契約延長クラブ側も大いに喜んでいるそうです。
日本代表からは引退されましたが、海外で活躍し続ける日本人プレーヤーとして、長谷部選手にはこれからも頑張ってほしいですね!
あなたに届けるピンフルエンサー!
今回もお読みいただきありがとうございました。